先週はフィリピンに行ってきました。
月曜から木曜までと非常に短い時間でしたが、色々な方に
お会いする事ができ刺激をいただいてきました。
そのうちの一人はSさんという起業家です。
彼は、銀行に勤めている時に、海外の事業に出資し、現地で
信頼できる人材を採用してオペレーションを任せていたのが、
その人に資金を持ち逃げされるという経験をされていました。
その方がすごいのは、その後その国で弁護士を雇い、訴訟を
行なって損害を回収する調停を引き出して現在損害を回収している
ところだそうです。
そしてその時の経験から、海外で事業をやるには英語力が必須で
ある事、そして、お金を出すだけではなく自分で事業をやらな
ければいけないという教訓を学んだため、勤めていた銀行を辞め、
現在DCECフィリピンで英語を学ぶとともに、新しい事業の立ち
上げを行なっているのです。
しかもすごいのは、すでにこれだけの経験を積んでいるのに
まだ、29歳という若さなのです。
彼は、孫正義の生き方を学び参考にしています。
もしかしたら、将来、第二のソフトバンクを作り上げているかも
しれません。
また、これも20代のグローバルに活躍している元気の良い女性に
お会いしました。
現在は日本の大手企業のマニラ支店にお勤めで人事の仕事を
しているので、日本人社員の英会話研修の件で問い合わせを
いただいたのでミーティングをして知り合いました。
ミーティングには、当社からCarolが同席し、相手側も
フィリピン人の人事担当者が同席したので英語でミーティング
を行いました。
詳しい経歴はお聞きしませんでしたが、彼女は卒業した後、
まず、タイに行って働いたそうです。
ただ、彼女は英語で仕事をしていましたが、周りのタイ人は
英語が話せない人も多かった一方、自分はタイ語で仕事が
できるほどではないので、英語で仕事ができるフィリピンに
移ってきたとの事。
現在は日本企業で勤めているけれども、やはり日本人の社員は
あまり英語ができないので、フィリピン人とのコミュニケー
ションは彼女が担うなどかなり活躍しています。
さらに、DCECで英会話研修を企業で実施していただいている
企業にお伺いしてミーティングをしたら、かなり嬉しいお話を
お伺いできました。
この生徒さんは、以前にも他の英会話スクールに通ったのですが、
なかなか英語を話せず、マンツーマンのレッスンを受けていても、
パーテーションで区切られた隣のレッスンの声が聞こえてくると
その人の方が上手な英語を話していると恥ずかしくなって英語が
口から出なかったそうです。
したがって、その後自分でも学習をし、また、会社でDCECの
英会話レッスンを開始することが決まった時、フィリピンで
仕事をしているのだから、ネイティブと英語でしっかり話が
できるようになるという目標を立てて学習を始めたそうです。
DCECで英会話学習を始めてからは、お願いしている
「体で覚える英会話」で毎日きちんと学習していただいた結果、
先週会社であったISOの監査の会議では、英語で説明される
内容を100%理解することができ、上達を実感したと
おっしゃっていただきました。
ただ、まだまだハリウッド映画などの英語が聞き取れない
場合があるので、現在は、レッスンのうち週1時間を
映画を観てそれを素材としたレッスンにしています。
このように、今までは英語を苦手としていた日本人の 中にも、積極的に英語を身につけグローバルに活躍しよう という方々が増えてきているのを知ることができ、 今回の出張では、本当に勇気付けられました。
■フィリピンの高速バス
フィリピンに出張に行くと、Carolは私に様々な新しい経験を
させようと、あれこれ提案してくれます。
今回彼女が私に提案したのは高速バスを使うこと。
ある企業と朝のアポイントを取ったのですが、朝早いので、
Carolが迎えに来るのはかなり早朝になり大変です。
通常は車を雇ってそれで行くのですが、今回は、高速バスが
その会社の近くまで行くので、それを利用してみればと提案
してくれました。
最初は、万が一にも途中で迷ってアポイントに遅れたりしたら
困ると躊躇したのですが、一方、やはり様々な経験をしないと
フィリピンの本当の生活がわからないし、到着するバス停まで
Carolが迎えに来るということだったので、
では、ということで挑戦してみました。
朝起きて、Carolが教えてくれたバス停まで歩いて移動。
朝早かったので食事をしないで出たため途中で見つけた
Subwayでサンドイッチと飲み物を買い込んでバス停に
行きました。
行くと、かつて新宿駅西口に長距離バスが並んで発着
していた時のような雰囲気で、バスが並んでいます。
行き先の表示が、Carolに聞いた表示になっているバスを
見つけ運転手にバス停の名前を告げて
「ここに行きますか?」と聞いたところ、
「行きますよ。ここに座ってください」
と運転手のすぐ後ろの席を示してくれました。
バスそのものは、日本の路線バスというより観光バスの
ような仕様で快適です。
テレビまでついて放送されていました。
しばらくすると料金回収の人が来て、支払いをします。
そしてそれが安い。
高速バスで1時間近く乗るのに料金はたったの百ペソ。
路線バスの初乗り料金と変わりません。
5分ほどするとバスは発車しましたが、お客さんは四人ほど
しかいないでゆったりとしています。
動き出してから、ゆったりとサブウェイのサンドイッチを
食べ、高速を順調に飛ばすバスに揺られていると、ほどなく
運転手が「着いたよ!」と教えてくれました。
いやあ、予想以上に快適な旅でした。
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