こんにちは。
前回までフィリピンでのインターンについてお話しさせて
いただきました。今回は、気分をガラッと変えて私が講義内で
学んだフランスの文化の中で特に驚いたことを共有したいと
思います。
日本では、風邪を引いた時や、花粉症の時期などは人前で鼻水を
かむことが憚られ、よく鼻をすすりますよね。しかし、これは
フランスだけでなく海外ではあまり好まれない音だそうです。
そのため、フランスでは人前でもすぐに鼻をかみます。もし、
フランス含め海外で風邪を引いてしまった場合は、
日本ではないので恥ずかしがることなく鼻をかむことは大事かも
しれませんね!また、もう1つ異なることはお店での対応です。
日本では、飲食店のようなすぐに店員が声をかけてくれる場所では
挨拶をすると思いますが、スーパーや薬局など出入りが自由な
場所では自分から挨拶をしてお店には入りませんよね。
たまに
「お客様は神様」とも表現されるように店員がお客様に対して
気を遣いますよね。しかし、フランスでは真反対なのです。
まずお店に入る場合は、必ず「Bonjour」と声をかけましょう。
そうしないと、コミュニケーションが取れない人、不審者だと
思われてしまいます。教授によると日本人は見た目が明らかなので
観光客だとわかってくれて不自然に思われないそうですが、
やはり挨拶をした方が店員さんも快く思ってくれてお互い良い
気持ちになれると思います。そして、「店員とお客様は平等」
という考え方を持っています。そのため、フランスを訪れ、
接客が良くないと思っても日本と比べて良くないということで
それがフランスでは当たり前だということを理解していたら
より楽しめそうですね!
学生の私にとって最も興味深かったことは、授業でのルールです。
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日本では、遅刻をするとその回を欠席扱いにされたり記録が
取られて成績をつける際に引かれることがあります。遅刻には
厳しいですが、実際大教室での講義であれば、寝てしまったり
スマホを触っていても注意されることがありません。そのため、
うとうとしている学生もちらほらいるというのが現実です。
しかし、フランスでは真逆です。フランスは時間にルーズなことで
有名で、人によりけりですが15分~30分は遅刻の範囲では
ないそうですがそれは友達との待ち合わせだけでなく、大学の
授業でも同じで、遅れて入ってきても「やっほー」という雰囲気
なんだとか。一方で、授業中に寝たりスマホをいじることには
とても厳しく、寝ている学生がいると教授が名指しで注意して
周囲から冷ややかな視線を感じるのだそうです。国が違うと、
習慣がこんなにも変わるとは、やはり国の文化を学ぶことは
興味深いですね!
今月末にはフランスでパリオリンピックが始まりますから、
中にはフランスに行かれる方もいらっしゃるかもしれませんし、
今後行かれる方もいるかもしれません。その時は、この記事を
思い出していただけたら嬉しいです。
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