さて、2020年、新たな10年の始まりの年になりますが、
2030年にはどのような世界になっているのでしょうか?
日本は?
あなたの仕事や生活はどのようになっていますか?
世界で確実に起こっていくのが、5GやAIがさらに普及し、
自動運転も一般化していくことでしょう。
そしてゲノム解析技術が進み遺伝子操作で元気に長生き
できるようになるかもしれません。
そして世界との繋がりがますます密接になり、日本人、
アメリカ人、中国人という区別よりも、
サトウさん、ジョンさん、シュウさんなど国籍など
関係ない関係が一般化していくことでしょう。
一方ネガティブな方向としては、地球温暖化やその他の
気候変動、そして海洋プラスチックスゴミの問題、そして
日本は少子高齢化で人口が減っていく問題を解決して
なければ大変な時代になっているかもしれません。
残念ながら今の日本は情報が世界中で共有化されていく
流れから取り残されています。
これはやはり何と言っても日常的に英語を使っていない
ということが大きな要因になっていることは間違いありません。
一つ具体的な例で見てみると、1月3日時点で世界銃が一つの
ことに注目する出来事が起こりました。
そう、米軍によるイランの最高指導者ハメネイ師に近く、
イランの将来の政治指導者とみられていたイラン革命防衛隊
コッズ部隊のソレイマニ司令官の殺害です。
これで米、イランの対立が激化し、この影響が世界にどのような
影響を与えるかというのが世界の関心の元になりました。
そこでTwitterで世界の様々な国でどのようなことがツイート
されているか1位のトレンドワードを調べてみると下記のような
状況でした。
アメリカ #TrumpsWar
カナダ Iran
イギリス Iran
ドイツ WW3
フランス WW3
ロシア WW3
フィリピン WW3
シンガポール WW3
ベトナム Iran
マレーシア #WW3
ケニア #WW3(2位)
UAE (第三次世界大戦)
注:WW3の3は元々はギリシャ文字の3ですが、
環境によっては表示できない文字なので3に置き換えました。
いかがでしょう、世界中、アメリカとイランの衝突を恐れて
ツイートしているのがみて取れます。
さて、この時、日本のトレンドワードを調べてみると、
1位 スーパームックモード
2位 #性癖を1つ告白する
3位 第三次世界大戦
となっていました。
1位と2位は私には何のことかよくわかりません。
これをみてあなたは何を感じますか?
少なくとも日本がグローバルの中で他国と同じ興味を
共有していないということがはっきりしています。
ちなみに世界が第三次世界大戦を心配している時、
日本の首相が何をしているのかみてみると
首相動静ー1月3日
【午前】7時、東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」
内の「NAGOMIスパアンドフィットネス」で運動。
11時32分、日本料理店「旬房」で昭恵夫人と昼食。
【午後】0時34分、東京・六本木の映画館
「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」。
昭恵夫人と映画「決算!忠臣蔵」を鑑賞。3時2分、
報道各社のインタビュー。6分、同ホテル。
4時7分、東京・富ケ谷の自宅。
自衛艦を中東派遣を閣議決定した直後に戦争の危機が
発生し、また12月にイランのロウハニ大統領を日本に迎え、
対立するイランとアメリカの橋渡し役を担うと約束したにも
関わらず何も対策を考えていないようです。
日本のテレビを見ていても、世界のように大騒ぎしている
ような番組は見当たりません。
これはやっぱり英語で情報を取っていないことから世界の
動きがわからないことで起こっているのではないでしょうか?
今Twitterを見れば、トランプ大統領やイランのハメネイ師が
自分で発信した情報を直接確認することができます。
ハメネイ師は、ソレイマニ司令官のの死に対し3日間の喪に
服すことを宣言しました。
The Iranian nation will honor the memory of
the noble Major-General Soleimani & the martyrs
with himーparticularly the great Abu Mahdi
al-Muhandisー & I declare 3 days of mourning
across the nation. I condole & congratulate
his family. /5
Sayyed Ali Khamenei
Jan 3, 2020
https://twitter.com/khamenei_ir/status/1213003287768772608?s=20
ザリフ外務大臣は、ソレイマニ将軍を暗殺したアメリカのテロ行為に
対し、アメリカはすべての結果に責任を負います、と非難しました。
The US' act of international terrorism, targeting &
assassinating General SoleimaniーTHE most effective
force fighting Daesh (ISIS), Al Nusrah, Al Qaeda
et alーis extremely dangerous & a foolish escalation.
The US bears responsibility for all consequences of
its rogue adventurism.
https://twitter.com/JZarif/status/1212946202280579073?s=20
一方トランプ大統領のビデオメッセージがホワイトハウスから発信されました。
https://twitter.com/WhiteHouse/status/1213201192647614475
世界の人たちは、これらを直接見て判断しています。
私たち日本人もそろそろこのようなリアルタイムで直接的な情報を自分で
取り判断しなければならない時が来ています。
地球環境問題も、今、世界では最も議論されている問題です。
かつて環境先進国と言われた日本は、今や環境サミットで化石賞を取る
国に落ちぶれてしまいました。
安倍さんは、国連で環境に関する演説の申し出を断られてしまい、
小泉環境大臣のCOP25での演説は二度目の化石賞を獲得してしまいました。
「小泉環境大臣の演説に国際社会は落胆 2度目の化石賞を受賞」
https://www.wwf.or.jp/staffblog/activity/4194.html
これも今世界でどれだけ環境問題が重要なものとして議論されているか、
認識していないからこそ招いた事態と言えます。
そのようにグローバルの情報をリアルタイムで把握し、判断し、行動して
いかなければ、世界の中での日本の存在感がますます減少していくのは
避けられません。
そのようにグローバルの情報をリアルタイムで把握し、判断し、行動して いかなければ、世界の中での日本の存在感がますます減少していくのは 避けられません。
海外で生活すると、日本と外国の間のギャップを感じるようです。
今週、ツイッターをみているとニュージーランドの高校に留学して戻ってきた女の子のツイートを見つけました。
「日本帰ってきて1ヶ月強、ニュース番組一通り見たけど真面目な番組でさえめっちゃ
エンタメ多ない?しかも世界のことより国内のニュースの方が割合かなり多いし…
アメリカとイランの事でハラハラしてるのに「今日のおすすめコーデは?」
「牡牛座の貴方はカフェに行ってみると良い事あるかも♪」いらん…」
やはりイランの事が気になり、日本のニュースを見てもさっぱり状況がわからないと
思っていた時だけに、この高校生の女の子のツイートに目が止まったのだと思います。
テレビ番組がこんな調子だから日本人が世界の情勢に疎くなって、先週ご紹介した
ように、トレンドワードが日本だけ世界から外れているような国に
なってしまったのでしょうか?
それとも逆に、テレビで世界のことを流しても誰も見てくれないから、吉本や
ジャニーズばかりになってしまったのでしょうか?
どちらが先かはわかりませんが、何しろ日本のメディアで流されている内容は、
ガラパゴス化しているのが間違いありません。
さて、このツイートの女の子。
なんで高校から一人で海外の高校に留学したのか、その結果どうだったのか
気になったので、その子の書いたブログを覗いてみました。
留学当初泣いてばかりだった私に伝えたい3つの事
https://shakekogoesvroom.hatenablog.com/entry/2019/12/31/123825
留学を決めた理由は、
1.英語力を伸ばしたかったから
2.将来海外で働きたかったから
3.自分の唯一無二の強みを作りたかったから
とのことでした。
中学生がここまで考えて一人で海外に留学してしまうというのは、この子の
行動力はすごいものがあります。
そしてこのブログに彼女が英語で話しをしているYouTube動画が貼って
ありますが、かなりしっかり英語で話しをしているので、英語を上達する
という目的は果たしたようです。
でも、・・・。
ブログの題名から分かるように留学して最初の4ヶ月は相当辛かったようです。
「初めの4カ月は毎日、通学路・家のシャワー・学校のトイレ・部屋の隅っこ・
学校のカウンセリング室など、いたるところで泣いていました。」
結果的にこの子は英語力もつけて、様々な経験も積んで留学は後悔していない
と言っているので良かったのですが、これから留学や海外赴任をする人は、
何も最初の4ヶ月も辛くて毎日泣きそうになるような日々を送らないように
したほうがいいのではないでしょうか?
海外で生活するということは自分のコンフォートゾーンを出て、知らない
世界で生活することです。
文化も違えば日々の生活習慣も違う、周りの人の価値観も違えば、
風邪薬はどこで買ったらいいのなどという日々のちょっとしたことも
何から何までわからない世界に飛び込むわけですからそれは大変です。
そんな大変な世界の飛び込むにも関わらず、多くの日本人は、行ってから
毎日使えば言葉も喋れるようになるだろうと、言葉をあまり話せない
状態でその世界に飛び込んでしまいます。
わからないことは毎日出てくる、でも言葉が話せないので聞くことも
できない、勇気を奮って聞いてみたけども結局通じなかった。
そんなことを毎日繰り返していたら、早くその状態から逃れたい、
もう帰りたいとなるのは火を見るよりも明らかです。
そんな時に、その国に長くいる先輩日本人に出会ったら、日本語で
思う存分質問することができ、当然長くいるので自分よりも色々
知っている神様のような存在に感じる。
その後は、もう毎日日本語を使って生活しているということに
陥ってしまいます。
DCECにも1年間ワーホリに行っていたという方が入会される事
がありますが、1年間海外で暮らしたのに、1年間DCECに通った
だけの人の方が英語が上手だったりするのです。
海外に赴任しても、結局日本人社員同士で毎日日本語で仕事をして、
仕事の後は日本人で固まって飲みに行って、などという生活を
送ってしまうと、海外で働いていた割には、英語もできず、
その国の友達も少ないということになりかねません。
したがって、せっかく海外に留学したり赴任したりする
チャンスがあるのであれば、絶対に行く前に最低限日常会話が
できるようになっていく方が楽しい生活を送れます。
海外に転勤を言われたら英語を勉強しようと思っているあなた。
今から学習を始めた方が世界が広がりますよ。
このブログの読者はみなさん、積極的に英語を学ぼうという意識の高い
方ばかりです。
2020年からは、積極的に英語の情報を取り世界の中での日本復活に貢献して 行きませんか?
DCECは、英語の情報と環境問題の情報を毎週ご紹介してお手伝いさせて いただきます。
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